TERNのクロスバイクRIPのカスタム仕様を更にカスタム
- 2018/05/17
- 12:08

折りたたみ自転車で有名なブランド、TERNのROJI BIKEと呼ばれるシリーズのラージホイールモデルのRIPがベースになっています。

流行のエアロロードのデザインを落とし込んだクロスバイクという感じのRIP
ホイールのインパクトが強過ぎて他のパーツに目がいきにくくなりますが、各部に結構こだわりのパーツ達がインストールされています。(この地味派手な感じはとても好みです)

Made in USAなWhite Industriesのクランクセットであったり

普通はシマノの105キャリパーを入れがちなところをACORのオポジットキャリパーにしていたり

ステムはVENOのハイスタックステムと同ブランドのアップハンドルでスッキリさせていたり

ブレーキレバーはAVIDのSingle digitでキリッと
で、(ようやく)今回のご依頼
コンポーネントをSRAMにせよ!
元々RIPに装備されているコンポはシマノのクラリス
それを手持ちのSORAに交換していて、黒と白で統一されそれなりに見た目も良かったのですが、
面白みと人とちょっと違う事がしたいという訳でSRAMへと変貌を遂げるのでありました


たまたま店にあったSRAMのリアディレイラーXOとREDのフラットバー用シフトレバー
一見するとロード用とMTB用のミックスコンポになるので果たして互換性はあるのか??
まあSRAMの10速同士なんで使えるんちゃうかな?なんてテキトーな考えで
現物合わせも兼ねて一先ず組み付けてみる事に
結果はバッチリ動きました。

ダブルタップのシフトレバーのパキパキ感とサクサク動くリアディレイラーの組み合わせは、シマノでは出せないフィーリング
たまにSRAMのコンポを使う意味が見出せないとのご意見も耳にしますが、確かに日本で売る気あるんか?と思えるような価格設定であったり、使い心地の違い等を含めてシマノでえーやんとなる事は多いしそこは否めません。
が、やっぱりSRAMの、特にディレイラーは細かい所見ると
「メカメカしくてカッコエー」んですよ

ね、この肉抜き感!
これだけでもSRAMを使う意味がある人にはあるんですよ。
(黒ベースに赤と白のグラフィックがモノトーンなRIPにアクセントを与えてくれますし)
シマノのコンポがヌルヌルヌメヌメ動くとするとSRAMはペキペキパキパキ動くと表現すれば良いでしょうか。
乾いたメカサウンドが心地良いんです。
というわけでコンポをアップグレードさせてご機嫌なTERNのRIPカスタム
ストリートっぽくも出来るし、やり方によってはロードレーサーっぽくも出来るし、その両方の要素をちりばめても良いし、
一般的に趣味性という部分はやや薄いクロスバイクカデゴリーにおいてこのTERNのRIPカスタムは強烈な個性を放っています。

Written By マサオカ
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