オーバーホールのススメ(クロスバイク編)
- 2018/06/28
- 17:00

梅雨時ですので仕方ない。
こんな日にはちょっと時間の掛かる作業を進めていきましょう。


(Before & After)
ご依頼頂きましたのはルイガノ(Louis Garneau)のクロスバイク、シャッセ(CHASSE)
スポーツサイクルにファッション性をいち早く取り入れて人気となったクロスバイクといった感じの1台ですね
それなりの年数が経過して傷んできている部分もあるし、ちょっと調子も悪くなってきたので軽いオーバーホールを兼ねての入庫となりました。
部品も然ることながらフレームカラー(藤色)はどうしても汚れが目立つので




ケーブルやチェーンを外す機会ですし、フレーム状態にして洗浄してしまいましょう


洗浄して綺麗になったら汚れ付着防止効果を期待してコーティングします


軽快な変速の要になるこの辺りのパーツも勿論洗浄してグリスアップしたり
(今回はチェーンは交換)

ケーブルはせっかく交換するので耐久性のあるステンレス製にしましょう。


サドルは標準品が汚れ破れがあったのでカラーリングを反転させた様なパターンの物に交換


グリップは一度交換されていましたが、配色と形状を変えてみたいとのご希望で、エルゴタイプのロックオングリップに
スポーツサイクルのオーバーホールで時間が掛かるのは実は部品の交換、調整より、各部の清掃、洗浄やグリスアップといった地味な部分だったりするのですが、やはり施工の前後では見た目にも機能的にも違いを感じる事が出来ます。
で、出来ましたるのがコチラ

まあ見た目にはグリップとサドル替えた位ですが、戻りが悪くなっていたブレーキ、変速系のワイヤーや錆びていたチェーンが一新されて操作は非常にスムーズ、制動力も向上して実走行でその違いが体感出来る事でしょう。
ロードバイクに比較してオーバーホールの必要性がまだ認知されていない感があるクロスバイクですが、構成パーツの数で言えばクロスもロードも大差ないので、となると本来ならクロスバイクにも使用頻度によってオーバーホールが必要になってきます。
(勿論クロスバイクの方がロードより耐久性や対候性を考えられている部分はありますが)
最近なんか自分のクロスバイクの調子があんまり良くないなあ、変な音がするなあ、そー言えば買ってからロクにメンテナンスしていないなあ・・・お心当たりのある方は一度自転車店でチェックしてみましょう!
やれば分かるさー!オーバーホール
Written By マサオカ
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