一般的にスポーツバイクと呼ばれる自転車は、軽快にスピーディーな走りの為に変速機やブレーキ、ホイールと言った構成パーツはそれなりにハイスペックに出来ておりまして、その走りをキープする為には定期的な調整や点検、時として部品交換も含めてメンテナンスが必要になるものです。
特に数年間それなりの使用頻度の自転車になるとオーバーホイールと言う、いわば可動部分の全てに手を加える大がかりな作業が必要になります。
Velo Kitchenが本格始動し出した一発目のご依頼が、何とBD-1のオーバーホールでした!!

ユーズドのBD-1を購入して暫く乗っていてそろそろあちこちが傷んできたので、いざオーバーホールへとVelo Kitchenに入庫と相成りました。
現車を確認しているとハブや駆動系のパーツは勿論の事、BD-1特有のリアスイングアームのピボット部分も分解して部品交換が必要そうな感じ。
一先ず要所要所をチェックしながらアウトライン決めて、あとは実際の作業時に何か見つかれば要ご相談という感じで進めていきます。

早速分解分解

BD-1の特徴の一つである、スイングアーム兼折りたたみ機構のこのピボット部も分解、部品打ち替えします。
(わりとDAHON、TERNの折りたたみ自転車が得意なVelo Kitchenにとってはここはちょい苦労しましたが着脱するための工具を作ったりしてバッチリ出来ましたよ)

カセットやチェーンは相当ヤレていたので新品に交換、リアディレイラーは洗浄とグリスアップ
ケーブルは交換

BBも交換
あとは「ワンサイズ大きなフロントギアを!出来ればガード付きを!」というお客様からのリクエストに沿って60Tでガード一体型のPOWERTOOLSのチェーンリングに交換
フロントギアもまあまあ減っていて要交換だったので、今回のオーバーホール時にスッペクを上げるのはタイミング的にも良かったかもしれませんね。

これもBD-1の特徴の一つ、フロントアームフロントサスペンション
傷みやすいヘッドセットはガタを取ってグリスアップ、その他可動部分はグリスアップ
ブレーキはシューとケーブル交換

最後にWAKOSのバリアスコートで艶出し&コーティングして、試乗チェックして完了!!
頭に述べたように、スポーツサイクル全般にメンテナンスは不可欠なわけですが、特に折りたたみ機構を備えた自転車は他のスポーツバイクと比べて折りたたみ機構部分が傷むというフォールディングバイク特有の事項もありますので、ある程度の期間使ったらメンテに自転車屋へ行きましょうと言う自転車屋からのご案内でした。
Written By マサオカ
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