ダホン カーブD7の実用的かつ快速カスタムwithプチオーバーホール
- 2018/05/15
- 12:12
入庫しました自転車はダホンの可愛い16インチフォールディングバイク、カーブD7

実はこの自転車、私が以前勤めていた自転車店で組み上げたお客様の車両でして、その時から駆動系を中心にアレコレ手を加えていたのですが、便利過ぎてよく乗ったので(笑)消耗品の交換ついでに、更に実用性を上げるべくする為に手を加えていきます!




入庫した時の状態で既にシマノのミニベロ用コンポーネント、カプレオがフルコンポのリア9段変速で組まれています。
なので厳密にはこの車両はカーブD9と呼ぶべきかも知れませんね。
(ちなみにリアハブはカプレオ対応ハブとなりますが、こっちの方が軽くて回転も滑らかなのでの選択です)
16インチと言うホイール径とフロント45Txリア9-26Tのギア比の設定が絶妙で、実走行で本当に使えるギアが付いており、なるほどオーナーさんが「我が家で一番稼働率が高い自転車」と言われるのも頷けます。
普通ここまでカスタマイズされた自転車であれば更なる走行性能の追求や軽量化に走りがちではありますが、このカーブD7の面白い所として実用性を軽視しないと言うポイントがありまして、それ故に標準のマッドガードを外さなかったり、デダッチャブルタイプのバスケットやリアキャリアが付いていたりとわりと普通っぽく仕上がっている点がユニークです。
そんな買い物快速車、それなりに傷んでたり汚れていたりなので洗浄したりケーブルを交換したり...チェーンはちょっと贅沢にデッドストックの9速デュラエースグレードCN-7701に変えます。


車体の汚れを落としたら艶出しコーティングもやりましょう。

一旦オーバーホールが完了したら、前述の通り更なる実用的にしようと言う事で登場するのが

意外と知られていないシマノ製のハブダイナモ、ダホン、ターンのフロントハブ対応幅(すなわちOLD74mm)
このハブをデッドストックのKINETIX PROの16インチリムで組んで、漕げばいつでもライトが光る超便利仕様へと変貌させます。
共されるライトはSHUTTER PRECISION(シャッタープレシジョン)製

光量も実用面で申し分なく、マウントが何種類か付属するのでライトの取り付け位置のバリエーションが広がり便利です。
ハブ、リムの寸法見てスポーク長が出たらホイール組んでライトを取り付け...なんですが、ここでオーナーさんからのリクエストが!
「ハンドル部分にライト付けたくないなあ...どっか他にええ場所に付けれますか?」
「うーん、何とかやってみます」
とは言ったものの果て何処に付けようか暫く妄想タイム
で、思い付いたのがココ

ヘッドチューブに取り付けられているラゲッジトラスの固定ボルト!ここを利用すれば無理な加工をせずともライトを固定出来そうだったのでここのボルトを延長させてマウントにする事にしました。

これでハンドルまわりはスッキリしますし、丁度バスケットの下辺りにライトが居る感じで乗車時はライト本体は見えないようになります。
(まあ取り付け位置なんて拘らなければどうでも良い事なのですが、ちょっと捻りを加えたい、普通じゃ無い感じにしたいと思う気持ちは私にも常日頃からありまして、それゆえにこう言ったご相談も出来る限り対応したいなと考えています。)
後はシートポストをダホン純正オプションの軽量アルミ製の物に交換して完了っと。

組み上がって試走チェックしてみたんですが、イヤイヤ〜やっぱり良いですわ、このサイズ感!ギア比!
ちょっとそこまでのお買い物が快適で且つ楽しい!

うーむ、個人的にもダホンのカーブD7をカスタマイズしてみたいなーと思わせてくれたそんな今回のお仕事でした!
ありがとうございます!
Written By マサオカ
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